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- 2012.02.24 Friday
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昨年の講演会報告の最終回です。
江戸川区南部地区ペットクラブ連絡会では
ペットが地域社会に受け入れられるよう
飼育者さまへのメッセージを作成し、
この講演会でご紹介させていただきました。
メッセージの朗読は
竹村美也子さん(清新町「ブルーキャットテール」)
にお願いいたしました。


上記画像をクリックすると拡大します。
ペットが地域社会に受け入れられるような街が
江戸川区全域に広がることを祈りながら
このメッセージを皆様に贈りたいと思います。
長くなりましたが、これにて講演会報告を終わります。
今年も地域に受け入れられるよう
頑張っていきたいと思っておりますので
これからも宜しくお願いいたします。
新年第1弾は小松川地域での講演会を予定しております。
詳細はまたここでアップいたしますので
宜しくお願いいたします。
司会者「所で最近、動物愛護の関係でドイツに行かれたと伺っていますが」
浅田さん「ドイツは殺処分ゼロの国なんですね。ティアハイムという凄いシェルターがあって、私はベルリンに行ってきました。寄付と会費だけでなりたっています。まあ素晴らしい環境で、1頭につき1部屋が与えられている。ドイツではペットショップに犬猫の生体を、いっさい置いていないんですね。本当に欲しい人は、ティアハイムかブリーダーの所で直接見て飼う形しかない。日本のようにペットショップでは売られていないし、素晴らしいなと思いました。
そしてドイツでは公共機関や電車やデパート、レストランで、犬が人間と一緒に「普通に」(浅田さん、強調される)入っている。そんな環境も素晴らしい。日本では電車に乗るにもゲージに入れなければならない。日本の現状と余りに違うのでびっくりしました。日本もドイツに一寸でも近づいて貰いたいと思いました。日本はちょっと酷すぎる」
司会者「ティアハイムはベルリン以外にもあるのですか」
浅田さん「ドイツの各地に何ヶ所もあります。ただ今回のこの講演会も、江戸川区では自治体が後援しておられるそうですね。素晴らしい試みを江戸川区はなさっておられると思います。江戸川区さん、頑張って下さい」
司会者「ありがとうございます」
小松さん「ドイツではブリーダーに対し厳しい資格とか、飼い主に対する決まり事とか、規制があるのですか」
浅田さん「ドイツには、私も賛成派ですが犬税があります。犬を飼っている人は税金を払っている。それは無責任な飼い主を減らすための税金という形で捉えています。やっぱり余りに安易に飼えている現状を今見ると、犬を飼う場合、税金を払ってでもこの子と暮らそうというためにも、殺されないためにつかわれる税金として、日本にも必要じゃないか。まだまだ賛成、反対の意見が分かれていてどうなるか分かりませんが。」
小野さん「お金の面では日本では集りにくい状況がありますけど、ティアハイムではどうですか」
浅田さん「会員が16,000人、会費2,000円で運営しているそうです。そんな大金ではないですね。ボランティアさんも沢山います。病院もあり、犬、猫ばかりでなく兎、牛、馬もいます。ティアハイムの小っちゃい版でも、日本にもできるとたらいいですよね。それにしても日本では、保健所や愛護センターに持ち込まれる頭数が凄すぎます。ドイツの場合、このあいだのティアハイムでは300頭、それでも多いと向こうは言ってました」
小野さん「貰い手が見つからないとどうなりますか」
浅田さん「そこで過ごすことになります。環境は抜群で、お庭もあるし、びっくりしますよ、一人一部屋で、ワンルームマンションみたい。なんと床暖房つきですよ」
小松さん「動物の老人ホームみたいですね」
浅田さん「ここで犬はしつけを仕直して飼い主を探す、そんな試みをずっとやっている」
小松さん「人間で一番幸せな国はブータン、犬ではドイツなのでしょうか。浅田さんが本当に幸せだなと感じられた事は?」
浅田さん「やはりドイツでは殺処分がゼロだけでも素晴らしい。また、こうして面倒をみてくれる人が大勢いて、幸せだと思いますね。でもそんなドイツでも捨てる人はいるんです。本当の幸せは、ちゃんとした飼い主さんと知り合って、そこに最期までいられることだと思います。
最近多いのは、お年寄りの方が寂しいといって飼われるケースです。その方が亡くなった時、親族で引き取る方がおられず、その子たちの行き場がなくて、センターへ連れてこられることが多くなっている。もしお年寄りが飼う時は、息子さんとか後々ちゃんと面倒をみてくれる人を考えて飼って頂けたらなぁと思います」
小野さん「ドイツでは無責任に捨てる人はいないのでしょうか」
浅田さん「ドイツではそれよりも助けてあげたいと思う人が多い。そしてしつけがキチンとしている。レストラン、デパート、電車で犬が人と一緒に「普通に」(浅田さん、再び強調される)いて、座っている。日本ではそうじゃないですね。粗相もさせるし、「可愛い!」だけで飼っている。私も躾の大事さを改めて認識しました。帰ってきて躾をし直しています」
小松さん「老犬には躾も、もうどうでもいいやとついつい思ったりします」
浅田さん「そうですね、老犬ではむしろ病気の管理が大切ですね。痛いとか、具合が悪いとか口がきけませんから、何時も気をつけて、自分たちで判ってあげて、病院へ連れて行くとか、注意してあげないといけませんね」
司会者「所で日本の国では愛護活動にも様々な困難な事情がつきまとい、特に人間のしつけが出来ていないという根本的な問題があるように思えます。
会田先生のお話にもありましたが今、愛護法の改正が進んでいます。浅田さんはどんな風に変えたらいいのか、ご意見がありますか」
浅田さん「先ずブリーダーの資格制度、免許制度にして頂きたい。何頭まで飼えるか、規制すべきです。悪徳ブリーダーがいっぱいいる、増えてくるばかり。そして経営が崩壊してしまい、後をみんなで保護して助け合っていることもある。資格をしっかり作ることが大切です。次に飼い主さん達、去勢不妊手術をやって頂きたい。生まれちゃったからといって、5〜6匹センターに連れてくるのが本当に多い。生ませない方法があるのですから、実行して貰いたい。私も最初は手術をするのは傷をつけるみたいで、可哀そうだなと思っていました。しかし手術をすると男の子なら前立腺肥大、女の子なら子宮蓄膿症が防げます。またマイクロチップを入れること、判りますからね。他にもいろいろあります。幾らでもあります。虐待された時も、法律では、器物破損として「物」として扱われている現状も変えねばなりません」
司会者「ドイツでは法律で相当に保護されているのでしょうか」
浅田さん「そうですね、でもね、法律で保護することも大事ですが、法律よりも先ず「人」ですね。本当に何時から日本人はこんなになっちゃったのと思うのですけど、動物を大事に出来なくて、人を大事にできないんじゃないか、と本当に思いますね。核家族化して、おじいちゃん、おばあちゃんを大事にしないとか、そんなことにまで、全部来ていると思いますね」
(会場から大きな賛同の拍手が起こりました)
(浅田さんは、にっこり笑って、ぺこりと頭を下げられ、これに応えられました)
司会者「飼育者に対して、是非言っておきたい、強調されたい事がありますか」
浅田さん「犬、猫にもやはり気持ちがあるんですね、嬉しいとか、悲しいとか。なので自分と生活をするならば、家族とかパートナーとして、途中で絶対に捨てない、最期まで面倒をみる覚悟で接して頂きたいと思います」
司会者「今日は有意義なお話を沢山、本当に有難うございました。今後ともお仕事の合間に、動物愛護活動にご活躍をお願い致します」
浅田さん「江戸川区さんも頑張って下さい。自治体がこのようになさっておられることは、凄いなぁと思います。このようにみんながやってくれたら、もうちょっと、犬や猫と共生できる町が、あちこちに出てきてくれたらいいなぁと思います」
司会者「今日は江戸川区の関係者の皆さんも、お出でになっています。私共も今後とも不幸な犬や猫が失くすために活動していきたいと思います。
それでは最後に、岐阜のファンの小林さんから花束が届いておりますので、代わりに鈴木会長からお渡し致します」
司会者「それではこれで浅田美代子さんとのトークショウを終わります」

(浅田美代子さん、花束を抱えて一礼され退場)(拍手)











今回は短い時間でのトークショーでしたが
浅田美代子さんの優しいお人柄と
動物愛護への熱い想いが感じられる
素敵な時間でした。
浅田美代子さん、本当に有難うございました
浅田美代子さんとのトークショーは
貴重な体験談を含むとても充実した内容で
是非、皆様にその臨場感を感じていただきたく、
トーク内容を文字起こしいたしました。
ボリュームがありますので
今回は、美代子さんが動物愛護活動に関わるきっかけとなった
美代子さんの可愛い同居人達のお話や、
美代子さんの愛護活動報告についてのお話をアップいたします。














司会者:伊藤さん「浅田美代子さん、どうぞ!」(浅田さん登場し、着席される。)
浅田さん「こんにちわ、浅田美代子です。よろしくお願いします」(拍手)
司会者「それでは早速ですが、浅田さんとペットとの生活をお話願います」
浅田さん「内は今、犬が3匹います。1匹は12月8日で20歳のシーズー犬。足も弱まり、目も白内障で見えてないようですが、食欲もあって何とか元気です。もう1匹は、2年半前位に保護犬を引き取りました。殺処分寸前の子だったのですが、今は本当になついていて、凄くいい子になっています。保護犬も、ああこんなに人を信じることが出来るようになるんだって痛感しましたね。あともう1匹は、ブリーダーさんの所から、どうもお産に向いていない子を引き取ることになり、3匹になってしまいました」
質問者:小松さん「我が家は13歳のお父さん、10歳の息子の黒パグ親子を飼っています。凄く仲良しで一緒にいられる幸せを嬉しく思っています。浅田さんは犬を飼っていてよかったなと、又苦労されたと思われるのは、どんな時ですか」
浅田さん「私にもいろいろなことがありました。特に母が亡くなった時、友達からも沢山助けて貰いましたが、何に一番助けて貰ったかなと思うと、やはり犬達の存在でした。飼っていて困るような事は今の所、別にありませんが、20歳になる子が介護の状態で、ご飯もミキサーにかけて離乳食みたいにして、子供のよだれかけをつけてスプーンで食べさせていて、赤ちゃん帰りをしています。夜中に夜鳴きすることもあって大変ですが、そういう老犬は老犬で、本当に人間の頑固爺みたいになっているのですが、大変可愛いし、いとおしいですね」
質問者:小野さん「保護犬は虐待を受けていたり、捨てられた心の傷を負っていると聞きますが如何ですか」
浅田さん「その子にも確実に虐待の痕がありました。最初は脅えて近寄ってきませんでした。ご飯をあげる時もゲージの中の隅っこにいて警戒している。私が姿を隠して陰からじっと見ていると、チャチャと来てガァと食べて又ゲージに入ってしまうような生活でした。2、3ヶ月して少しづつ心を開いてくる。お尻に隠れていたしっぽが徐々に上がってきて、最終的に玄関でしっぽを振って出迎えてくれた時は本当に感動しましたねぇ。保護犬には、子供の時から飼っている犬と違った感動があって、凄くいいなと思いました」
小野さん「保護犬を引き取られた時、先輩犬に戸惑った様子はありませんでしたか」
浅田さん「先住のシーズーは男の子で当時17歳、保護犬が女の子でしたので、ちょっと心配しました。でも犬も人間と同様、女の子を意識してか、やたらと元気が出てきて平気でしたよ。今の新しい子にはまだちょっと焼餅を焼いているようです」
小松さん「我が家はご近所のお友達と、パグのお父さん、お母さん、そして子供達が皆、家族です。毎朝、毎晩犬の夫婦、親子が集まって一緒に散歩しています」
浅田さん「それはやはり凄く幸せな環境で、いいですね。ところが今のペットショップでは、人間の方がよくないのですが、ちっちゃければちっちゃい程可愛いというのが、常識みたいになっていて、母親から30日位で引き離して売っています。実は本当は80日位、親と一緒に居て親から叱られたり、兄弟と遊びながら、犬は基本的な社会性を身につけると云われています。30日位でペットショップに出ると、吠える、噛み付く等の異常行動を起こし、それで飼えないといって捨てる人が凄く多くなっています。子供としての可愛い時期は一瞬ですから、80日迄の規制を是非実施して貰いたいと思っています」
司会者「浅田さんの動物愛護との関わりについてお話を進めたいと思います」
小野さん「ご自分のワンちゃんだけではなく、大きな視野で活動をしようと思われたきっかけは何ですか」
浅田さん「先ほどお話しましたように、犬に凄く助けられてきたという気分がずっとありました。前々から保護犬をよく見ていて、殺処分はあまりに酷い、何とかできないかと思っていたんですね。最初の2頭の兄弟の内1頭が、16歳8ヶ月で亡くなった時、とにかく取り合えず、1匹でも引き取ってみようと決意したのが最初のきっかけでした。所で私たちの年齢になると、犬が20歳は生きてくれるとするなら、75歳まで元気で居なければなりません。子供の頃から飼い始めるのは、難しいかなと思って、それで推定5歳の子を引き取りました。その子がどんどんどんどん変わっていって、どんどんいい子になっていくのを見て、ちょっと間違えると、この子は殺されていたんだと思うと、居ても立ってもいられなくなりました。そしてもっと深く動物愛護に関わるようになってしまいました」
小野さん「犬だけでなく猫やその他の動物も含まれた活動ですか」
浅田さん「私は犬とずっと一緒に生活してきていますので、どちらかというと犬派なのですが、しかし犬猫にかかわらず取り合えず、「殺処分ゼロ」を目指しています。それに法律ですね、これを変えないとどうにもならない状況があります。動物愛護法の改正に向けていろんなことをしています」
小松さん「今年2月26日、動物愛護法改正に関連してデモがあり、浅田さんも呼びかけられたお一人だとお聴きしました」
浅田さん「そうです。初めての事でしたので最初は50人も集まるか心配したのですが 結構4〜500人も集って渋谷の街を歩きました。来年も2月に実行する予定のようです」
小松さん「日本では年間、犬・猫が30万頭も処分されるという実態があります。その点、どのように思われますか」
浅田さん「日本ではとにかく今、小っちゃいボランティアが一生懸命、保健所に持ち込まれた犬・猫を助け出しています。預かりボランティアが沢山いて里親探しをしています。先ずは第一に、飼う側の人の道徳心が無さ過ぎますし、私自身が声を大きくしているのは悪徳ブリーダーの存在。犬や猫を小さいゲージに何頭も閉じ込めて、年に2回もずぅと産ませている。まだ3歳か4歳なのに、歯も抜け顎も溶けて、そこまで酷い状態なのに、なお産ませている。そして生まれてきた子達がペットショップの量販店で、可愛い子達として置かれている。最近では野菜でさえ「○○さん家の野菜」と明示されています。ペットにはないんですね。若し飼うなら親元は何処か、何処で生まれたのか、きちんと見て飼って欲しい。また保護犬を飼ってみるという選択の仕方も考えて頂きたい。保護犬イコール汚い、病気じゃないか、問題犬というイメージがあるようですが、今は飼い主の方が、どんなに助けても次から次に連れてくる状況がある。保護犬を引き取るという、そういう選択もして頂きたい」
小野さん「私もいつか保護犬を引き取りたいと考えています。引き取る条件や手続きは?」
浅田さん「保護団体がいっぱいあります。保護犬で検索すると、サイトがワアッと出てきますよ。申し込みをして、お見合いをして、自分に縁があるかな、先住犬とあうかどうか、2週間のトライアル期間もあります。そんな団体が沢山あります。里親会もいろんな所でやっています。そこから直接会ってみて引き取るといいでしょう」
小野さん「一日に1,000頭も処分されると聞くと余りに大きい数値なので無力感さえ感じてしまいます」
浅田さん「子犬を、増やすだけ増やし過ぎているという感じが私にはあります。余った分は全部殺されたり、捨てられたりしている。安楽死というけれど、ガス室に入れられて15分も苦しんで死んでいく、絶対に安楽死ではないですよねぇ。犬を飼うのなら、ちゃんと最期まで責任を持って面倒をみなければなりません。一緒に生活して貰いたい。年を取ったから、病気だからといって、保健所に持ってこられる子は本当に可哀そう」
・・・・・・・・・・・・・・・(続く)












引き続きドイツ視察での体験談についてお話がありましたが
そのトーク内容は次回アップいたします。
遅れ遅れですいません
各講師からの講演の後は
浅田美代子さんとのトークショーがありました

浅田美代子さんは愛犬との生活のなかで
過酷な運命を強いられている子達もたくさんいる現実を知り、
積極的に動物愛護活動を展開されています。
保健所で殺処分になる子を一人でも助けようと、
辛い過去をもつワンちゃんを養子にも迎えて下さっています。
ONE LOVE'S message記事より
dog actuallyのインタビュー記事より
辛い過去から心を閉ざしていた子との
温かい交流のお話もうかがいました。
また、実際に愛護活動の一環で
ヨーロッパへ視察に行かれたときの貴重な体験談もうかがいました。
その経験や知識を踏まえて
現在の日本の動物愛護法を改正すべき点についても
分かりやすくお話していただきました。
浅田美代子さん、有難うございました
浅田美代子さんのご活躍については
下のバナーの私設ファンクラブ
「Ms.Miyoko Asada Fan Club-Achaler's-HP」
をご覧ください。
トークの詳細については次回アップさせて頂きます。
遅くなってすいません
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